おりがみ日記~ほぼ育児日記~

2013年生まれ女児と2016年生まれ男児の母親が綴るあれこれ。折り紙とは関係ありません。

専業主婦は仕事として認められるのか

“働く”パパママエピソードということだが、

「専業主婦」について書いてみる。

 

今、私は3歳6歳を抱え、主に専業主婦をやっている。

時々、委託で収入があったりもするが、0.5:9.5くらいの割合で主婦業が主だ。

 

病院にいったり、美容室にいったりすると職業を書いたり聞かれたりするが

そのたびに主婦業をしていることに肩身が狭くなる思いがすることが度々ある。

 

「お仕事なにされてるんですか~?」

「主婦ですね」

「あ、今はお仕事されてないんですねー(^▽^)」

 

 主婦業は仕事じゃない

 

これが、世間の定義なんだと痛感する。

 

確かに、主婦業をこなすことで、賃金が得られるわけではない。

しかし、賃金がないからといって「仕事をしていない」と軽んじられるのは甚だ心外である。

 

小さい子供がいるうちの主婦はハードである。

子供が生まれた瞬間から、24時間労働のスタート。試用期間などない。

マニュアル(育児書)はたくさんあるが、マニュアル通りになんて基本いかない。

血肉を分け、睡眠時間も削り、食べたいものは我慢し、自身の排泄も好きなタイミングでできず、文字通り「身を削って」子供を育てる。

3歳になったら楽に・・・5歳になったら楽に・・・・小学校に入ったら楽に・・・・・

 

ならない(笑)

その時々で手がかかる箇所が変わってくるから。

体力戦から精神戦にシフトしてきて、いつまでも闘いだなと思う。

 

今日朝からテレビでパタパタママの歌をやっていて、主婦はこんなお気楽に生活していると思われているのかと悲しくなった。

久々に子供向け番組見て悲しくなった。

 

ここまで主婦業に対して文句垂れてるように読まれているかもしれないが、私は主婦業自体は嫌いではないしそこそこ向いている人間だと思う。

私が異議を唱えたいのは主婦ってもんを軽んじている社会に対してだ。

 

この企画に関してもどうだろう。働くパパママって、「主婦」は含まれているのかな?

女性の社会進出大いに素晴らしいことだと思うし、もっとガンガン女性も活躍していくべきだと思う。

がしかし、外で働くことを押し付けるというか、外で働いていないことを後ろめたく思わせる社会は違うのではないか。

 

認められるは「多様性」であり、皆が等しく同じようなスタイルで生活することではないのではないか。

 

外で働きたいパパママは働けばいいし、夫婦の意見がそろいどちらかが家事育児に専念するスタイルも堂々と認められて然るべきだ。

 

一つ言及しておきたいのは専業主婦をしている家庭がそろって「裕福」ではないということ。もちろん夫婦の一人が高収入で優雅に主婦業に専念できるご家庭もあるでしょう。だが、我が家のように「私が働いても税金や保育料で大して家計にプラスにならない」ので子供が一定の年齢に達するまでは専業主婦でやりくりに徹しているようなご家庭も多いと思う。

 

私が「専業主婦」を選んだ理由は・・・

上記したように私が働いても家計には蟻の涙くらいにしかならないってことと

「子供が小さいうちは一瞬だから、できるだけ近くで成長を見届けたい」

 

全然、自分が理想とするようなお母さんにはなれていないけど、私自身小さいころに親戚たらいまわしにされたことあるから、子供と一緒に居れるだけで幸せだなと思う。

 

3歳6歳にマジギレすることもある(大人げない)

でも、子供は可愛い宝物。

寝る前に3歳が「まま、だいしゅきだからね」ってちゅってしてくれると泣けてくる。

6歳娘も私が体調崩して寝ているときは、黙って下の子の面倒みながら私のこと寝かせてくれた。気遣いに泣ける。

 

「専業主婦」が「仕事」として世間一般に認識されていなくても

対価に「賃金」をもらえなくても365日24時間働くことができるのは、子供の可愛さを対価として授受してるからかもしれない。

 

でも、主婦も大変だから、お金は欲しいわ~笑!

 

 

最後に。

会話の中で仕事の話にな子育て中の方が

「主婦(夫)です」と言ったとき

「じゃあ今は仕事してないんですね」「優雅ですね」

って返しはマジでイラっとするのでやめてくださいね(o^―^o)ニコ。

 

 

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